子育て歴はもうすぐ一年。
あっという間の一年でしたが、「楽しかったことや、嬉しかったこと」と、「苦しかったことや、辛かったこと」は、どちらも同じくらいたくさんあります。
その中で、実は「無理かも…」と思ってしまったことがあるのです。
それは、息子の「大きな奇声」です。
元々大きな音が苦手な私は、常に奇声をあげる息子にどうやって向き合えば良いか、悩んだ時期がありました。
息子に対してつらくなってしまった時、どう乗り越えたのかについて綴ります。
生後5ヵ月頃から、「奇声」を発するようになった

我が家の息子は、生後5ヵ月になった頃、突然「キャー」「キィィィィ」と、大きな奇声を発するようになりました。
あまりにも大きく、甲高い声に参ってしまいました。

朝起きた瞬間(それも早朝)から大きな声を発するので、古い社宅に住んでいる我が家は、近隣の方へ迷惑にならないかについても心配で、よく早朝からお散歩に行っていました。ちょうど初夏だったのでよかった…

息子に対して「うるさい」と思ってしまったり、イライラしたり、息子の前で溜め息をついてしまったり…
そんな自分の行動を深く後悔して、息子に謝ったり…
散歩していると静かなので、よく抱っこでお散歩していました。でも、あの時間って実は孤独だったなぁ…

息子の奇声に困っていることを誰かに話してみても、解決策はなく、自分の対応を「ダメ」と言われて落ち込んだこともありました。わかってるよ…
息子をすぐに変えることはできないので、自分の精神状態をコントロールすることの方が簡単だと考えました。
私の育児中のリフレッシュ方法

自分なりのリフレッシュ方法を見つけた
私が、自分の精神状態を安定させるためにしたことは…
- しっかりと睡眠をとる
- しっかりリフレッシュする!(ノンアルドリンク飲んでぷはぁーッと!)
息子が寝た後に夜更かししがちだったけど、しっかり寝ると元気に一日を過ごせることがよくわかりました。
息子の奇声が出やすい時を知る
奇声が特に多い時の息子の様子を観察し、その時には特に抱っこしたりかまってあげるようにしていました。
自分で自分なりのリフレッシュするようになって、心の余裕を少しだけ取戻し、対応することができていました。

単に息子が成長する時期だっただけかもしれませんが、心の余裕を取り戻した私に、息子がよくあまえてくれるようになりました。
いずれにせよ、余裕を持って息子と過ごす時間は、とても楽しく思えるようになりました。
そのうちに…

そのうちに、自然と「ブブブー」っと吹く仕草をよくするようになり、奇声が徐々に減ってゆきました。

「ブブブー」のおかげで奇声が減ったので、薄情ですが、ホッとしました。
奇声の100倍楽です!ありがとう、「ブブブー」!!
自分なりのリフレッシュ方法を見つけ、精神状態をキープ

この時に学んだことは、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくことの大切さです。
私は、お酒にかぎらず、プシュッとした飲み物で、ぷはぁーっとするのが好きなので、炭酸水やノンアルコールドリンクを飲んでスカッとしていました。
ノンアルではあるけど、昼から、しかも育児中に”飲む”という行為は、一般的にはNGだと思う方が多いかもしれませんが、それが私の当時のリフレッシュの方法でした。
ノンアルビールや酔わないウメッシュなど…色々飲みました。
今思うと、その”飲む”という行為に対するちょっとした「うしろめたさ」が、育児を頑張らせたのかもしれません。
苦手なのは、息子ではなく、息子の「奇声」

そんな私ですが、自分の息子に対して苦手意識を持つなんて、母親失格…?というような、うしろめたさを感じていました。
しかし、YouTuberの「助産師HISAKOさん」のとある動画で、ハッとしました。
娘さんを憎たらしいと思ってしまうお母さんからの相談に回答する動画で、「ちゃんとわかっておいて欲しいことは、お母さんは娘さんを憎たらしいと思うのではなく、娘さんの”行動”を憎たらしいと思うだけ」という言葉を聞き、安心感を得た自分がいました。
息子に対してネガティブな気持ちになってしまっているのではなく、息子の行動に対してであって、私はちゃんと息子を愛している。
それが確認できて、ホッとしたのです。
思い詰めると、どんどんネガティブになってしまい、中々気付けなかった視点でした。
自分らしい子育てを

私は、息子の奇声に深く悩みましたが、なんとか乗り切りました。
成長の過程でのことだとわかっていても、苦手なものはつらい…
そこで悩んでしまうのではなく、どれだけ自分らしくいられるかを意識して、対処しました。
あかちゃんに一人ひとり違った個性があるように、お母さん、お父さんにもそれぞれ個性があり、子育て方法も考え方も違いますよね。
人と比べずに、じぶんらしく子育てを楽しめるように、常に心の余裕を持つことが大切です。
しかし、心の余裕をなくすことは誰にでもあること。なくしてしまっても、また取り戻せれば大丈夫です。
そこで、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておくと、ちゃんと笑顔の自分に戻ることができ、忙しない子育ても楽しめるのだと実感することができました。
本記事を読んでくださった子育てに関わる全ての方が、無理なく、自分らしい子育て方法を見つけられますように。
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