地方移住。都会と田舎、子育てしやすいのはどっち?

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Utako
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田舎で育ち、都会で子育てをしています、Utakoです。

人々の暮らし方、働き方が多様化している昨今、「地方移住」を考える方も増えていますよね。

理想の子育て環境を求めて移住を検討する方も多いです。

自然の中でのびのびと子育てしたい…

大きな家でゆったりと過ごしたい。

でも、子どもには最先端の教育を受けさせたい…

お金も労力もかかる移住だからこそ、慎重に考えたいところ。

今回は、田舎の地方自治体で移住促進の担当をしていた私が、実際に田舎と都会の両方で子育てをしてみて感じたこと、学んだことをご紹介します。

本記事では、子育てしやすいのは田舎と都会のどちらか、田舎暮らしのメリット・デメリットをご紹介します!

田舎で子育てをするメリット・デメリット

田舎での子育てというと、「豊かな自然」「のびのびと子育て」といったイメージがあると思います。

一方で、教育環境の不十分さなどをデメリットとして懸念する声も…

田舎暮らしの子育てについてのメリット・デメリットについてみてましょう。

田舎で子育てをするメリット

1.広い場所で、のびのびと暮らせる

やっぱり、狭い場所より広い場所の方がのびのびと暮らせますよね。

地方は、土地が広く安いので、都会よりも安く家を建てることができます。

賃貸でも、都心よりも安価で借りることができるので、ゆったりとした空間で子育てをすることができます。

Utako
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わが家は、現在は人口密集地での社宅暮らし。

大きな一軒家で子育てしたいと常々思っています。

毎日子どもの足音や泣き声など、近隣の住民への騒音対策に神経を使っています。田舎の一軒家でのびのび暮らせたら、こんな心配いらないのに…なんて、思うことも多々ありますね。

2.自然豊かな環境

綺麗な空気に、美しい景観。

豊かな自然は、田舎暮らしの特権です。

日々の暮らしの中で、植物や動物、昆虫などにも親しむことができ、豊かな感性を育むことができるでしょう。

最近の研究では、緑豊かな地域で育つ子は、空間認識能力が高くなる傾向があるとも言われているようです。

Utako
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元々私自身が自然が好きなので、自然が恋しいです。

3.公園や児童館などが空いている

公園や児童館は、

4.保育園の待機児童が少ない

地方では都市を除けば、働きたいのに預け先がないなんてことはほとんどなくなりました。

少子高齢化は深刻な問題ではありますが、待機児童問題で悩まずに済むのはありがたいところです。

地域ぐるみで子育てを応援してくれる雰囲気

地方は人口が少ないので、子育て支援センターや保育園&幼稚園などで顔見知りになりやすく、ママ友を作りやすい環境だと感じています。

また、近所の方も「●●さん家の子」と認識するようになるので、いざという時に助けてくれたりと、地域ぐるみで子育てを応援してくれる雰囲気があります。

田舎で子育てをするデメリット

子育て支援の施設が少ない

人口が少ない地域になればなるほど、利用者も少ないので、子育て支援の施設の充実度は低くなります。

ちなみに、私の出身地である市内には、公設の子育て支援センターは1カ所しかありません。そのかわり、近隣自治体の支援センターは、市民であるかどうかは関わらず、誰でも利用できます。

民間のあかちゃんが遊べる施設はというと、イオンに小さなベビーコーナーがあるくらい。

まだ歩けないあかちゃんと一緒におでかけを楽しめる場所って中々ないので、子育て支援施設の充実度は、チェックしたいところ。

Utako
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今住んでいる自治体では、支援センターと児童館が数か所にあります。

都会で子育てをするメリットだな~と思うポイントです!

仕事が少ない

子育て世代なら、働き盛りですよね。

しかし、地方では選べる仕事が限られていることも多く、都会に比べて給料が安いことも…

移住してみてお仕事の少なさに驚いた方もいらっしゃいました。

医療・介護・保育は、全国的に労働力不足な場所が多いので、資格をお持ちの方は活かすことができます。

フリーランスやリモートワークが可能な企業にお勤めの方はお仕事を継続できて良いですよね。

ギリギリ通える範囲の田舎に住む選択もあります。

教育環境が不十分と感じる方も…

地方は人口減少が著しい地域も多く、年々学校の数も減っています。

中学・高校の選択肢が少なく、大学進学を見据えて市外・県外の中学・高校を受験する人も少なくありません。

小さなお子さんを育てる世帯が移住してきても、中学進学と同時に都会へ戻って行った例もありました。

一方で、地域の特性を活かした、ユニークな教育をPRしている自治体もあります!地方だからこそ受けられる教育もあるので、興味のある方は、下記HPをご参照ください。

一般社団法人移住・交流推進機構JOIN HP https://www.iju-join.jp/feature_cont/file/012/

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教育環境の差は、地方から人口が減る原因の1つでもあるほどです。

どこへ行くにも車が必要

市役所や子育て支援センター、保育園など、それぞれの場所が離れていることも多く、

都会で車に乗る必要がなかった生活から一転、どこへ行くにも車を運転しなければならなくなる場合もあるので、公共交通事情についてはしっかりチェックすることをおすすめします。

他人との距離の近さに戸惑うことも

子育て世帯だけでなく、田舎暮らしをする上で重要ともいえることかもしれません。

田舎は、町内会などの住民自治組織の協力によって、生活環境や安全が維持されていることが多いです。

地域での活動が活発であればあるほど、住民同士の繋がりも強く、時には家族構成や出身地といった個人情報が知らぬ間に知られていることもしばしば。

他人の子育てについてあれこれ言ってくる人は都会にもいますが、他人との距離が近い分、穏やかではない気持ちになることもあるかもしれません。

昔からある集落では、古い慣習が残っていることも多く、新しく移り住んだ人が馴染めずにまた都会へ戻るということもあります。

Utako
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「ディープすぎる田舎」は難易度高いよ!

何を一番大切にしたいかを考える

都会にも地方にも、それぞれメリット・デメリットがあります。

ご家庭で何を一番大切にしたいのか、じっくり考えてみることが重要です。

大切にしたいことが整理されると、ご家庭のライフスタイルや子育て方法に対して、どんな環境で暮らすことが適しているのか、見えてくるでしょう。

そして、子どもの暮らしを考えることは大切なことですが、やはり子育てをする自分たちが自分らしく過ごせるのか、無理をせずに暮らせるかという点についても大切だと、公務員として移住相談を受けていて常々思っていました。

Utako
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親が自分らしく楽しく過ごせることも重要!

お試し移住がおすすめ!

仕事を辞めて一家で引っ越しをしたのに、地域に馴染めなかった…なんて、残念すぎる結果にならないように、要注意。

「地方移住」を考える場合は、事前に何度も現地に足を運んでイメージと実態のギャップを解消しておくことが大切です。

自治体によっては、空き家や民泊を利用した「お試し移住」の制度がある自治体もあるので、検討している地域にそういった制度がないかしっかりチェックしましょう。

↓お試し移住などに関することは、こちらの記事をご参照ください!↓

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