子育てをしながらお仕事を始めたいけど、小さな子を抱えて求職活動、就職って大変なことがいっぱい。
それでも、主婦におすすめの仕事を見つけたい、小さな子を子育てしながらフレキシブルに稼ぎたいなど、理想の働き方を叶えたいですよね。
私は、妊娠を機にパートを辞め、正社員として働いていた時期からは数年経過した状態で、「まずは再就職に関する相談が色々できればいいな…」と漠然とした思いのまま、ハローワークに行ってみました。
利用したのは「マザーズハローワーク」です。
赤ちゃん連れでも快適に求職相談ができ、私にとっての有益な情報を得られた施設でしたよ。
今回は、現在9か月の息子を連れて、「マザーズハローワーク」に行ってみた経験をレポします。
この記事では、小さなお子さんを持つ再就職をお考えの方へ、「マザーズハローワーク」の利用についてご紹介します!
マザーズハローワークとは?
「マザーズハローワーク」とは、子育てをしながら働きたいと考えている方や、出産・育児・介護などで離職し、再就職を考えている方など、1人1人のライフスタイルに合った相談ができるハローワークです。
全国に21カ所の「マザーズハローワーク」、183カ所の「マザーズコーナー」が設置されており、女性のお仕事探し、自分らしい働き方を応援しています。
マザーズハローワーク東京HP https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-mother/
子連れでも相談OK!
マザーズハローワークの1番の特徴は、子連れで相談ができる点です。
小さなお子さんを育てている場合、求職相談にも中々行きづらいと思ったことはありませんか?
マザーズハローワークやマザーズコーナーでは、お子さんと一緒に相談を受けることができますし、保育士さんがいる時間帯は、相談中に近くのチャイルドコーナーで一緒に遊んでもらうこともできます。
私が相談に行った時は、登録手続きや相談に約1時間程かかってしまったのですが、その間息子と一緒に遊んでくださいました。
また、託児付きの求職セミナーなども開催されており、子育て中の求職者にとても優しい施設です。
ベビーシッターや一時保育を使うとお金もかかるし予約も必要。子ども連れOKなのが本当に助かります。
マザーズハローワーク限定公開の求人情報もある!
ハローワークに掲載される求人情報は、インターネット上でも閲覧することができますが、マザーズハローワークに行かなければ得られない求人情報もあるそうです。
子育て中の方などを対象としたお仕事なので、うまくマッチングしやすいというメリットがあります。
インターネットで求人情報を探すのはもちろんですが、実際に足を運んで、担当者に相談をしながら求人情報を探してみると、意外にも自分のライフスタイルに合ったお仕事が見つかるかもしれません!
再就職応援セミナーや、職業訓練についての情報も
ブランクのある方、経験したことのない職種で働く希望のある方、スキルアップをしたい方、様々なニーズに合わせた有益な情報を提供してくれます。
セミナーや職業訓練については、中々自分では探し切れない情報も提案してくれるので、ありがたいと思いました。
私が興味のある分野で、託児付きの職業訓練講座があり、締切翌日だったので申し込めませんでしたが、そういった情報はネットだけでは見つけられなかったので、細やかな情報を提案してくださるのは本当にありがたいと思いました。
履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる
履歴書や職務経歴書の作成について不安な方は、ハローワークで書き方を教えてくれます。
他人の視点で客観的にチェックしてもらえるので、自信がある方でもチェックしてもらうとより良い履歴書・職務経歴書を作成することができるかもしれません。
管轄内の自治体情報も提供してくれる
自治体の子育て支援や保育園入園関連の情報についても、ハローワークと市町村が連携し、情報が共有されています。
ハローワークでも求職相談中に情報提供しているようです。
私が求職相談をした翌日、「伝え忘れてしまったので…」と電話がかかってきて、ベビーシッター関連の子育て支援の情報を教えてくれました。
知らなかった情報を教えていただいたことと、後日電話をしてくださるくらい親身になってくださっていることがありがたかったです。
ハローワークへ行く前に、注意した方が良いこと
雇用保険や助成に関わることは、在住地域の管轄のハローワークで!
誰でもマザーズハローワークや、マザーズコーナーのあるハローワークを利用できるのですが、雇用保険や助成に関することなど「お金」にまつわる手続き等は、お住まいの地域を管轄するハローワークでなければできないことがあります。
管轄外のハローワークを利用することもできますが、事前に行こうとしているハローワークで、希望の手続きや相談ができるのか調べておくことをおすすめします。
また、管轄内であれば、お住まいの地域の行政サービスなどと関連付けて有益な情報を教えてくれる場合もありますよ。
保育士が勤務している時間帯や、昼休みの時間は要確認
地域によって異なるかもしれませんが、私が行ったハローワークでは、お昼休みは窓口が閉まるとのこと。
「せっかく訪れたのに閉まっていた…」なんてことがないよう、開所時間もしっかり確認しておきましょう。
混み合う時間を避けましょう!
お子さん連れの場合、待ち時間が長くなると大変ですよね。
私が訪れたハローワークでは、大体10時過ぎごろからお昼まで、お昼以降が混みやすい傾向があると職員の方が仰っていました。
私は9時過ぎに訪問しましたが、待ち時間なく相談を受けることができました。
特に予定に支障がない場合は、朝早い時間に行くことをおすすめします。
待ち時間がない方が良いので、朝イチの相談を目指して、子どものミルクやお昼寝時間を考えて行きました。
近くにマザーズハローワークがない場合
お住まいの地域から、マザーズハローワークやマザーズコーナーがあるハローワークに行くのが難しい場合は、お近くのハローワークで相談してみましょう。
事前に、子連れで求職相談ができるかについても、電話で確認しておくと良いでしょう。
地方のハローワークでも、再就職応援セミナーを開催していたりと、子育て中の求職者を応援しています。子育て中の求職で困っていること、不安に思っていることなど、相談に乗ってくれます。
マザーズハローワークやマザーズコーナーのような手厚さはなくとも、全ての求職者をサポートする機関であることに違いはありません。
一人で考えるよりも、他人の助言を聞くことで見えてくることがあるかもしれませんよ。
公的機関をフル活用して、理想のお仕事を見つけられると良いですね!
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