専業主婦・パート主婦から正社員での就職を目指す方法

Utako

一回主婦になっちゃうと、正社員になるのがこわい…という方もいますよね。

結婚や妊娠・出産を機に正社員のお仕事を辞めて、専業主婦やパート主婦となった後に、「出産・育児を経て、もう一度キャリアアップを目指したい方」という方も少なくないはず。

しかし、「一度主婦やパートになってしまったら、正社員として働くなんて無理なんじゃない?」などと気になるところも…

Utako

私自身もそう思っていましたが、主婦もキャリアアップは目指せます!

筆者は、約3年のブランク(週3パートや専業主婦)の後、フルタイムパートでとある企業に就職しましたが、そこで「正社員への道は、ブランクがあっても諦めなくても良い」ということを学びました。

その会社で正社員になることは、夫の転勤についていくことを理由に断りましたが、正社員登用の声をかけてもらい、「パート主婦でも正社員を目指すことができる」ということを実感しました。

パート仲間で、正社員になった人、別の企業で正社員になった人もそれぞれいたので、私の経験談と合わせてをお話しますね。

この記事では、専業主婦やパート主婦からキャリアアップ、正社員を目指す方法についてご紹介します。

目次

職歴ブランクは、説明ができれば問題ない

正社員として働かなかった「ブランク」は、必ずしも大きなハンデとなるわけではありません。

ブランクがある場合、なぜブランクがあるのか、採用担当者を納得させられる説明ができれば問題はありません。

結婚や子育てで一時的に正社員の仕事を離れ、戻る人は意外と多くいます。

長くて3年の育休を取る人を考えれば、「在籍しているか、在籍していないかだけの違い」とも考えられますよね。

ただ、やはり実務から離れていたという事実がポジティブに働くことはあまりないと考えた方が良いでしょう。

同じようなスキルを持ったブランクのない方が同時に求人に応募してきた場合、その方と比べると劣勢です。

採用担当者からすれば、ブランクのない方を即戦力として雇いたいと思う方が多いでしょう。

それでも、ブランクのネガティブな印象を最小限にとどめ、自分のアピールポイントをうまく活かして選考を乗り切ることは可能なのです。

ブランクは大きな問題ではないが、自分がその会社で正社員として何ができるかをしっかりアピールできるよう、スキルアップをしておくことも大切です。

パート・主婦から正社員に近づくためにすべきこと

それでは、パートや専業主婦から正社員と働けるようになるためには、どのような手順を踏んでゆけば良いのでしょうか。

もちろん、正社員の求人に応募することが正規ルートですが、自信のない方はまずパートとして一度就職してから段階的に正社員を目指すのがおすすめ。

採用活動についての事務も担当しておりましたので、あくまで私が勤める会社でのイメージになりますが、採用側として重視する点を踏まえてご説明します。

※ここでは、一般事務職を想定してご説明します。

資格を取得しておく

主婦でいる間に資格を取得していると強いですね。

特に未経験の職種に挑戦しようと思っている方は、資格があるとないとでは大違いです。

実務経験を重視する企業も多いと思いますが、自分で勉強をして資格を取得しておくと、モチベーションの高さのアピールにもなりますよ。

採用時に優遇される順位としては、十分な実務経験あり>難関資格あり未経験>非難関資格あり未経験>資格なし未経験というイメージでした。

「正社員登用制度あり」のパート求人に応募する

出産や子育てでブランクがあると、いきなりフルタイムで責任の重い仕事ができるのか、「正社員の求人に応募するのが少しこわい」という方もいますよね。

その場合は、パートで経験を積んでから正社員になるのも一つの手。

求人情報で「正社員登用制度あり」と記載された求人に応募してみてはいかがでしょうか。

ただ、必ずしも正社員登用の対象になれるわけではないので、回り道になってしまう可能性もあります。

正社員登用を見据えてパートから始めるのもアリ!私は、入社10ヵ月で正社員化の声がかかりました。

規模の小さな会社で正社員の経験を経由し、転職する

人気の大企業より、規模の小さな会社で正社員の経験を積み、徐々により希望に近い会社へ転職する方法もあります。

小さな会社だと、正社員登用があることも珍しくありません。

ただ小さな会社だと、狭い人間関係や、福利厚生が不十分、給料に対する仕事量が見合っていない、即戦力を求められてきついという懸念事項もありますので要注意。

私は就職はしませんでしたが、とある内定をもらった会社については、半年は使用期間としてパート、その後正社員という形での内定でした。

30人程度の小さな会社だったので、正社員化も早かったのかもしれませんが、面接時の担当者の対応に別のことで少し違和感や窮屈なイメージを抱いたので、内定をお断りしました。

リスキリングで、キャリアップはいつでもできる!

私の知人の話ですが、一度専業主婦を経験した後にバリバリ働いている経歴の女性が数人います。

表現は若干ぼかしますが、次のとおり!

新卒で介護職として就職→会計事務所の事務職員に転職→結婚を機に退職→妊娠・育児で専業主婦→パートで会計事務所に就職→同業界の転職先で正社員として就職。

新卒で地方銀行に就職→結婚を機に退職→塾講師のアルバイトをしながら教員免許を取得→妊娠出産育児に奮闘(3年)専業主婦→教員試験合格→教員として活躍中

新卒で専門商社(一般職)に就職→結婚を機に退職→妊娠・育児中(約2年半)に司法書士資格を取得→司法書士事務所に正社員として就職

やっぱり、個人の努力は必要ですし、「資格は強い」というイメージはありますね。

リスキリングで、未経験業界の資格を取得し、正社員として活躍している方も沢山います。

努力することは大変なことだと思いますが、努力次第で道を開くことはできるということを証明してくれた知人たちに、私も勇気をもらいました。

自分らしく働くために、自分らしく生きるために、リスキリングは有効です!

挑戦してみることは無駄じゃない

自分なんて…と怖気づいて一歩も踏み出さずにいても、ブランクが開いていくばかりで何も変わりません。

挑戦することはタダです。

もし挑戦してみた仕事が自分に合わなかったとしても、その事実を知ることができた経験は、とても有意義なものです。

できることから始めてみましょう!

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この記事を書いた人

楽しく暮らす転勤族妻
元公務員
経理事務・WEBライター

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