妊娠中に手の指関節が痛い。手根管症候群というマイナートラブルかも

現在妊娠9か月なのですが、8か月の終わりあたりから、寝起きに手の指関節の痛みを感じるようになりました。

以前、腱鞘炎になったことがあったので、「手を酷使し過ぎたかな?」と思い返してみるものの、思い当たらず。

実はこれも、妊娠中のマイナートラブルの1つでした。

産婦人科で相談をしてみると「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」だと思うと言われました。

症名にあまり馴染みのない方も多いかもしれませんが、妊娠中で手に痛みを感じている方は、もしかしたら当てはまるかもしれません。是非本記事を参考にしてみてください。

目次

手根管症候群とは?

症状

主な症状としては、手の痺れや痛みです。親指から薬指にかけて、痺れや痛み、曲げにくさを感じる方が多いそうです。

手首にある「手根管」というトンネル状の部分に、「正中神経」という親指から薬指の運動に重要な神経が通っています。

この「正中神経」がなんらかの影響により圧迫されることで、手指の痺れや痛み、動きづらさが生じてしまうそうです。

原因

あまりはっきりとわかっていないそうですが、日常的に手をよく使ってお仕事をしている方で、腱鞘炎になってしまっている方や、更年期障害を発症する中高年の女性が多いそうです。

妊娠中の場合は、むくみにより手根管が腫脹してしまい、正中神経を圧迫することで発症したり、ホルモンバランスの関係で発症してしまうという方も珍しくないとのことです。

治し方

病院で「手根管症候群」と診断を受けると、湿布薬や頓服薬の処方や炎症を抑えるための注射、安静にするように指導されたりします。

症状が悪化し、日常生活に支障をきたすレベルの方や、腫瘍ができてしまっている場合は手術が必要なこともあります。

私が感じている症状

主な症状

妊娠8か月頃、起きると手や腕が痺れていることが増え、そのうちに、手に痛みを感じるようになりました。

睡眠中に固まってしまったような感覚で、手に力を入れて指をピンと伸ばしたり、曲げたりすると第二関節を中心に痛みが走ります。

寝起きが一番痛くて、その後痛みが馴染むような感覚となり、日中は強く握ると痛むものの、生活に支障はありません。(9か月現在)

妊婦健診で相談

私は整形外科へは行かず、妊婦健診のついでに産婦人科で妊娠中に見られる症状なのか聞いてみました。

先生は、そういう症状が出る人はたまにいるけど、自然と治っていくようです。あまりにも痛いなら鎮痛剤もあるけど…と言った反応でした。

私の対処法

改善のために整形外科に行くという方法もあるけど、レントゲンなどはあまり撮らないほうが良いですし、今のところ悪化していっているわけではないので、薬などは飲まず、経過観察中です。

とりあえず、以下3点には気を付けています。

  • 過度に手指を使う動作を避ける
  • 冷やさないようにする
  • 血流を良くする

妊婦期間ももう少しなので、産後の身体ケアの1項目として注視しておこうと思います。

そして、産後、症状が少しずつでも軽快していくことを祈ります!

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この記事を書いた人

楽しく暮らすHSPママ
元公務員
経理事務・WEBライター

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