ふと自分のお尻を触った時、冷たさを感じることはありませんか?
お尻は脂肪がつきやすく、身体の部位の中でも冷えやすいもの。
でも、「いつものことだから」とそのままにしてしまうと、身体の不調に繋がってしまうこともあります。
あまり気にしたことがなかった方は、ご自身のお尻をちょっと触ってみてください。
冷たくなっていませんか?
お尻の冷えが引き起こす「身体の不調」

お尻が冷えていることで起こしてしまう「身体の不調」は、意外と多いです。
- 代謝が悪くなる
- 下半身が太りやすくなる
- むくみやすくなる
- 腰痛の悪化
- おしりが垂れる
- 内臓が冷えてしまう
- 生理痛がひどくなることも…
お尻の冷えは、女性特有の症状、生理中の不調にも関わってくる重要な部位なのです。
また、おしりの肛門周辺が冷えることで、便秘や痔などの原因にもなることも考えられます。
例えば、代謝の悪化やむくみが下半身太りに繋がってしまう、子宮や卵巣などの臓器の冷えが生理痛の悪化を引き起こしてしまうなど、不調の症状同士が密に関係していることもあります。
なぜ、おしりが冷えるの?
なぜお尻が冷たくなってしまうのか、主に以下の原因が挙げられます。
- 血行不良
- 筋力不足
- お尻の凝り
- 骨盤のずれ
これらは、座りっぱなしや立ちっぱなし、運動不足、姿勢の悪さなど、日常生活の習慣や癖によって引き起こされてしまいます。
特に一日の中でデスクワークの多い方は、血行不良に加えてお尻の筋肉の凝りにも要注意。
凝りがさらなる血行不良などを引き起こし、悪循環をもたらしてしまう恐れがあります。
また、お尻が冷えているということが、「内臓が冷えているというサイン」の場合もあります。
解決方法・お尻の温め方
- 仙骨を温める(カイロも有効)
- ストレッチ
- ウォーキングなどの適度な運動
- マッサージ
- お風呂では湯舟に浸かってしっかり温める
- 座りっぱなし、立ちっぱなしを避ける
- デスクワークにはクッションやブランケットを使う
- 下着選びも大切!
普段から運動しているという人でも、意外とお尻だけ冷たいという人もいます。
自分のお尻を触ってみて冷たかったら、できることから改善を試みてみましょう。
負荷の高いトレーニングに取り組む必要はありません。
歩く時にお尻の筋肉を意識して歩幅を広げてみたり、移動の際にエスカレーターやエレベーターではなく階段を選んでみたりすることも効果的ですよ。
気付いたときに、こまめにお尻のストレッチやマッサージをするのも大事です。お手洗いに行ったついでなら、やりやすいですよね。
身体ポカポカで、ヘルシーな毎日を!

近年、ヒップアップを目指してお尻のトレーニングをする女性が増えていますよね。
お尻を鍛えることは、スタイル維持やダイエット効果だけではなく、健康面にもとっても重要な運動なのです。
逆を言えば、お尻の血行を良くすることで、体質改善やダイエットにも繋がります。
日常生活の習慣や癖に対し、今よりもう少しだけお尻の筋肉を意識して動いてみましょう。
身体を温めて、ヘルシーでしなやかな毎日を送りましょう!
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