家族や親戚との関係は、様々な形がありますよね。
友達のように仲が良かったり、リスペクトしていたり、良くも悪くもなかったり…
中には、家族間で距離があるというという方もいるでしょう。
私は、以前とある親戚が我が家のことを嫌っていることに気付き、悩みました。
でも、自らが反省する部分は反省し、その上で割り切って親戚づきあいができるようになりました。
今回は、「親戚が嫌い、親戚に嫌われてる」といった悩みを抱えた方へ、我が家の例をシェアしながら、仲の悪い親戚との付き合い方について綴ります。
本記事では、仲の悪い親戚とどう付き合ってゆけば良いか、筆者の経験を元に綴ります。
親戚との関係性は、多様。良い悪いはない。
「家族や親戚は、仲良くあるべきもの」
そんな風潮があるので、家族や親戚とうまくいかないことを恥ずかしく思ったり、負い目を感じたりする方もいるでしょう。
しかし、家族や親戚との関係性なんて、人の数だけあると言っても良いくらい、多様です。
私は叔母(叔父の奥さま)に嫌われて疎遠になったことをお話しましたが…
割と近い間柄(はとこ)なのに、もう何十年も会っておらず、もうこれからも会うタイミングなんてないだろうな…という親戚もいます。
親戚づきあいをやめる宣言をする人も…
終活という言葉がよく聞かれるようになりましたが、高齢になったことや、昨今の社会情勢を見て、「お中元やお歳暮、年賀状のやりとりをやめます」という方が増えています。
さらには、親戚づきあいを整理する旨の連絡をする方もいるそうです。
親戚でも人間、気が合わないこともある
たとえ血族、姻族であっても、人間なので「気が合わない」という理由で疎遠になることだってあるでしょう。
家族や親戚と疎遠になることは、割と普通にあることなので、気にする必要はありません。
そんなことで悩まず、自分が大切にしたい人、自分を大切にしてくれる人に気持ちを向けましょう。
わが家のことが嫌いな叔父の奥さま
我が家(我々姉妹)は、叔父の奥さまから嫌われています。
しかし、冠婚葬祭では顔を合わすし、なんとかその場は形として整える。
私達姉妹も30歳を超えて落ち着きました。
こちらは大人として、社会人として、和やかに接するのみの状況です。
それで良いと思っています。
法事で、叔母から悪口を言われた
私は、とある法事で、叔父(父の弟)の奥さまが、我が家のことを嫌っていることに気付きました。
いらっしゃった時にご挨拶をしたところ、初めからなんだかそっけない雰囲気。
その日は、我が家の人間とはほとんど言葉を交わさず、叔父と話すのみで、部屋の隅にいました。
それより以前にあった祖母の葬儀の際も、葬儀の間は一人で本を読んでいたので、「自ら距離を詰めない人」というくらいの印象。
ご本人に特に悪い印象は持ちませんでしたが、今回は目も合わせないので少し気にしていました。
しかし、バタバタとした帰り際、屋外で私達に聞こえるような声量での叔父との会話にドキッとしました。
会話の内容に心当たりがあったことと、聞こえるように悪口を言ってきたことに、ショックを受けました。
叔母からの悪口の根源
そもそも、叔父の奥さまと会うのは、冠婚葬祭のみ。
前回会ったのは、7年前の祖母の1回忌のことでした。
その日は法事を仕切る父が何故かずっとイライラしていて、それに対して娘の私達が怒るという場面がありました。
とても恥ずかしい話ですが、声を荒げたこともあり、我々が醜かったのだと思います。
叔父もイラついており、叔父の奥さまは戸惑ったことでしょう。
(※もちろん、叔父叔母に対して悪く思ったことはなく、我々の醜態も父に対してのものでした)
その様子が、そっくりそのまま我々の印象となったのだと思います。
その時のことを、7年後に別の法事で会った時、私達に聞こえるように悪口を言ったのです。
もちろん、気づかないフリをしましたが…(^^;)
自らの醜態は大反省です…!!
叔母に嫌われても、問題はない
そんなこんなで、過去の自分たちの大人げない行動を反省しましたが…
特にチャンスがない限り、今更こちらから謝ったり、取り繕うようなことはせず、割り切って付き合うことにしています。
我々姉妹は、叔父の奥様から嫌われている身。(もしかしたら叔父からも?笑)
直接会っても目を合わせないことや、聞こえるように悪口を言われていることを考えていると、相当嫌われているように思います。
嫌われている相手に距離を詰めてもストレスを与えるだけでしょう。
さらに、嫌われているからと言って、私自身の人生が大きく変わるかというと、ほとんど影響はありません。
会うときにちょっと緊張するくらいです。
なので、これまで通り冠婚葬祭など必要最低限の付き合いだけサラッとしておきます。
親戚に関わらず、人と無理に仲良くなろうとする必要はありません。
気が合えば自然と会う回数が増え、交流が深まるものですし、特に会わないからといって悪いわけではありません。
冠婚葬祭等の行事にしか会わないとなると、年に1回会うか会わないか、もしくは、我々のように7年も会わないなんてこともあるのです。
逆に、母方の叔母夫婦とは、実家が同じ市内にあることもあり、昔から交流が多くありました。
今もたまに会うし、家族や仕事、様々な話をします。
そんなもんなんですよね。
「親戚づきあい」と考えると堅苦しく感じがちですが、ただの人間同士。気が合わなかったり、仲が悪ければ、自ずとそれなりの関係に落ち着きます。無理せず会わなくても大丈夫。
親戚づきあいを辞めるかどうかは、状況次第
親戚と縁を切りたいと思う方もいるでしょう。
お金を使い込む、人に迷惑をかける等、その関係性が害悪でしかない場合は、最悪縁を切る方が良いこともあります。
しかし、「親戚」とは、介護、不動産の管理、相続、遺産問題など、家系にまつわる様々な問題を共有できる強い味方でもあります。
仲が悪いけれど、必要最低限当たり障りない関係を続けられるのであれば、続けた方が無難なことが多いように思います。
わが家の場合は、叔父の奥さまとの関係が悪化したからと言って、どっちでも良いのですが…
叔父との関係性もあるので、相手に冷たくされても、元々は我々が悪いので表面上は和やかに接しています。
結局つかず離れずが一番無難です。
嫌いな親戚と縁を切る前に、極力会う頻度を減らして、冷静に関係性を見つめ直してみましょう。
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