出産レポ④に続きます。
前回の記事はこちら↓
子宮口10cm、「いきみを我慢しなくて良い」という嬉しさ!
「コロナの勉強会に行っていた」という先生がこっちに向かっていることがわかると、助産師さんからやっと「いきんでみよう」と言ってもらえました。
本当にきつかった!
いきみ方は、YouTubeで出産レポの動画が沢山観られるので、大分観漁っていました
でも、とても生々しいリアルな現場が写るので、同時に恐怖心にも苛まれました。苦手な方は、本やブログなどの動画ではないコンテンツで学ぶほうが良いと思います。
母親学級でも教えてもらったし、その時にもらった冊子にも色々書いてありました。勉強するツールは今の時代沢山ありますよね!
赤ちゃんが通り抜ける時が一番痛くてわけわからない。
数回いきむと、先生登場!
遅いぞ!と思いながらも、明るく元気に声をかけてくれたので、気持ちを少し持ち直すことができました。
何回かいきむといっきに赤ちゃんが下がるのがわかりました。
そして、あかちゃんが出るか出ないか直前が、辛かった!どんな感じの痛みだったかは忘れてしまったのですが、とにかく痛かった。
とにかく「頭におまたにハマってる!」っていう感じでした。
呼吸法が上手くできなくなり、酸素吸入。
あと少しというところで、呼吸法が上手くできなくなりました。
吸って吐いているつもりだけど、大きく吸えておらず、赤ちゃんも苦しくなってしまっていると言われ、必死に吸いました。
それでも足りず、酸素吸入をされてしまいました。
あの時頑張れなくてごめんね、と今でもちょっと思ったりします。
渾身の力を込めてラストスパート
先生や助産師さんの動きはなんとなく見えていて、赤ちゃんをキャッチする紙のようなものを取り出し、さらに私のお腹の上に敷きました。
これで最後にしようとできる限りの息を吸って、息を止め、最大の力でレバーを握り、力を込めました。
これで最後だーと、踏ん張り続けると、助産師さんに「もういきまないよ!!」と言われ、短い呼吸に切り替え。
これも事前にYouTubeで観て知っていたので、なぜか冷静に「あ、そうだったわ」という気持ちになりました。
必死すぎて、何が何だかわからない誕生の瞬間
一瞬、何が何だかわからなくなった時、ドゥルンッという感覚とバシャっと水(羊水や血液?)が出る感覚があり、足元の方に赤ちゃんが見えました。
イラストには描いていないのですが、ライトが明るかったのか、なんだか眩しくて、神々しく見えたことも覚えています。
スローモーションのようにあの瞬間のことは今でも覚えています。記憶がどんどん美化されていっている気もしますが、それだけ幸せな瞬間でした。
息子誕生、第一声は「かわいい」だった。
息子を抱いた(というよりは、お腹に置かれた)瞬間、「かわいい」という言葉が第一声でした。
事前にバースプランを細かく聞いてくれる産院だったので、記念写真を沢山撮りたいことや、夫と電話をしたいということ、胎盤を見たいなど、色々と応えてくれました。
一仕事終えた後ですが、とても和やかで幸せな時間でした。
バースプランは可能かどうかはおいておいて、その子との出産は一生に一回のことなので、思いつくことはどんどん言ってみた方が良いです!記念になります!時間が経てばたつほどかけがえのない思い出になります!
最後は必死で不安なんてなかった!案ずるより産むが易し
出産が不安という方、陣痛や出産に痛みが恐い方、沢山いると思います。
私もそうでした。
でも、なるようになる。
「案ずるより産むが易し」という言葉のとおりかもしれません。
「不安は沢山あったけど、いざとなったら、夢中でがんばれた」というのが、出産に対する素直な感情です。
プレッシャーや不安を感じることは、妊婦さんにとって当たり前のこと。
不安に思わないということは無理だと思います。
でも、プレッシャーや不安を持つことは、おかしくないんだよ。誰でも不安になるよ。普通のことなんだよ。と、その気持ちを受け入れてあげるだけで、気持ちの持ち方は大分変わるでしょう。
これから出産を控える妊婦さんへ、エールを送らせてください。
フレー!フレー!妊婦さん!!
コメント