妊娠中は、身体の変化に伴う不調を感じやすいもの。
その1つとして、「喉の不快感」を感じたことはありませんか?
詰まっているような、焼けるような、上手く言えないけどとにかく不快な感覚。
それ、「喉つわり」かもしれません。
痛くはないけど、とにかく不快な感じ。嫌ですよね。
「喉つわり」という言葉は聞きなれないかもしれませんが、妊娠中の身体の不調の1つとして、症状がでる方もいるようです。
妊娠初期~中期までのつわり期に感じる場合もあれば、後期に感じる場合も…
私は、妊娠中期後半からこの症状、いわゆる「喉つわり」「後期つわり」に毎日耐えていました。
今回は、この喉の不快感をどう乗り越えたのか、対処法をご紹介します!
この記事では、妊娠中期~後期のマイナートラブルとして、「喉の不快感」の症状が出た際に、どう対処して乗り越えたのか、経験を綴ります。
「喉つわり」ってなに?
「喉つわり」とは、吐き気や胃もたれとは少し違った不快感を喉周辺に感じる「妊娠中のマイナートラブル」の1つだそうです。
私は妊娠7ヵ月頃からこの症状が出てきました!
症状としては、喉が詰まる感じ、喉が焼けるような不快感・気持ち悪さを感じる方が多いとのこと。
風邪等による喉の痛みとは違った、イガイガするような、焼けるような…なんとも言えない不快感。
妊娠中特有の症状なんだろうな…とは理解しても、嫌ですよね。
「喉つわり」について、経験を踏まえてご説明していきますね!
逆流性食道炎が関係していることも…
つわりのメカニズムは、ハッキリと解明されていません。
現時点では、妊娠により「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が増え、それが不快感や吐き気などを引き起こすと言われています。
また、体調の変化等によりストレスが溜まり、自律神経が乱れてしまうことも原因の1つと考えられているそう…
そんな中、妊娠中期以降に「喉つわり」を感じる場合は、「逆流性食道炎」が関係している場合も多いのだとか。
子宮が大きくなることで胃腸が圧迫され、「逆流性食道炎」になってしまう妊婦さんも多くいます。
胃液が上がってくることで、食道や喉に炎症を起こしてしまい、「喉の不快感(喉つわり)」を引き起こしているという場合もあると聞いて、私自身の症状に納得しました。
私の場合は、中期以降に「喉つわり」を感じるようになったので、初期に起きるとされる「黄体ホルモンによるつわり」ではなく、逆流性食道炎のほうが関係していたと思います。
症状を改善・軽減する方法はある?
「つわり」の完璧な改善策といえば、妊娠期を終えることしかありません。
今つらくてこの記事を読んでくださる方にとっては、こんなこと言われると「絶望」ですよね。
「つわりの終わりは必ず来る」とわかっていても、本当に辛くて「今なんとかしたい!」ですよね。
不快感を軽減、紛らわすことはできます!
効果に個人差はありますが、私が行ってみた対策方法をいくつかご紹介します。
甘いものなどは控えめに
甘いものや消化の悪いもの等を沢山食べると、胃酸を増やしてしまい、胸やけを悪化させてしまう原因になってしまいます。
妊娠中に甘いものを食べたくなる方も少なくないと思いますが、赤ちゃんや体重管理のためだけでなく、不快感を抑えるためにも、甘いものは控え目にしておくと無難でしょう。
私はつわりが終わってから、特に後期に甘いものを食べたくて仕方なくなり食べてしまっていましたが、チョコレートなどは特に胸やけなどに繋がってしました。
チョコレートは「カフェインが含まれているから…」と、言い聞かせて我慢していましたね…
お芋やリンゴをよく食べていました。
元々食いしん坊なのですが、後期の甘いもの欲はやばかった…
食べる量は腹6分目くらい
妊娠後期は、子宮に胃が押し上げられ、思った以上に量を食べられません。
口寂しかったり、脳では食べられると思っていても、食事を終えた直後に気持ち悪くなることも多々ありました。
意識していたことは、「腹6分目」にすること。
ちょっと少ないかも…と思うくらいでちょうどよかったです。
控えめな食事にした方が、喉や胃のむかつきが抑えられていました。
飲み物を飲む
よく飲み物で不快感を紛らせていました!
私は、喉の違和感を感じた時、炭酸水、温かい白湯、お茶類をよく飲んでいました。
しかし、水分を取りすぎてしまうのも、胃液を薄め過ぎてしまい、うまく消化されない原因になってしまうので要注意です。
喉や胃がスカッとするからと言って、ガブガブのみ過ぎず、少しずつ飲むのがポイントです。
ちなみに、私は、自宅に炭酸水をつくるメーカーがあるので、無糖炭酸水でよく凌いでいました。
こちらのウィルキンソンのトニックウォーターは、初期のつわりからお世話になりました!
甘すぎず、ちょっぴり柑橘感があって、おいしいです。
ツボを押す
つわりや、胸やけに効果が期待できるツボがあります。
自分で押してみたり、ケアをしてもらえる鍼灸整骨院などもあります。
効果に個人差はありますが、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
寝られるなら、寝る!
私は、寝て起きると「喉つわり」が治っていることが多かったです。
時間がある方は寝てゆっくり身体を休めましょう。
ゆっくり休むことストレスが軽減され、自律神経が整う効果も期待できます。
やっぱり眠ることが一番かも…
妊娠初期のつわり対策はこちら
私の場合、初期のつわりはこんな感じで乗り切りました。参考までに。
全ては赤ちゃんがいる証拠
妊娠につわりは付き物で、多くの妊婦さんがつわりに耐える妊娠生活を送っていますよね。
様々な改善策がありますが、効果があるかないかも人それぞれ。とにかく耐えるしかない…という方も多いことでしょう。
私は、改善策が効かず、どうしても不快感に耐えるしかない時、具合が悪いことも辛いことも、全ては「お腹に赤ちゃんがいる証拠」と考えて耐えています。そして寝る!!
無理に前向きになろうとする必要はありません。しかし、 少しでもストレスを減らし、心穏やかに過ごせる環境を作ってみましょう。
【追記】出産すると、綺麗に解消された!
出産したらきれいさっぱり!喉の不快感は全くなくなっていました!
出産直後は、身体のあらゆるところが痛くて辛くて、つわりの苦しさを忘れていたのですが、思えば、産後の産院での食事は胸やけなど全くなく、沢山食べられていました!
出産すると、妊娠中に起こるあらゆる悩みが綺麗に解消されます。
薬を飲めない中で、万人に効果のある解消法がなくつらいところですが、後期つわりに悩む方全員、なんとか出産まで乗り切れることを祈ります!!
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