色んな職場で働いてきましたUtakoです
働き方が多様化している現代社会。
転職することも当たり前の時代なので、新たな職場で自分より年齢の下の人が上司になることもよくあると思います。
そして、その年下上司の存在に戸惑う方、ストレスを感じる方もまた、少なくありませんよね。
年下なのに見下してくる、若いくせに偉そう…といったネガティブな感情を抱く方もいるでしょう。
そんな時、どうやって気持ちを切り替えて、お仕事を頑張っていけば良いのでしょうか。
私Utakoも過去に「年下社員に見下されたパート社員」という立場で、年下社員の態度に戸惑った経験があります。
今回は、厄介な態度をとる年下上司にどう対応していったのかシェアしますね!
この記事では、年上部下を見下す年下上司との働き方と、悔しい気持ちになった時の気持ちの切り替え方をご紹介します。
年上部下に、態度がでかい年下上司
立場によって偉そうにする人は、社会的に未熟です。
まず、相手が自分より職歴が長いかどうか、正規か非正規か等、立場上の上下であからさまに態度を変える人は、社会的に未熟な人です。
態度や言葉遣いはその人自身を物語るもの。
社会人経験を正しく積んでいる人は、大抵の場合どんな立場の人にも人としてのマナーを守ります。
これは、相手が自分より年上の部下であろうが、年下の部下であろうが、同じです。
職務の立場上、年上部下に指示や指導をすることはあったとしても、相手に不快感を与えるようなことはしません。
もし社会人経験や知識が年上部下の方がある場合は、時には年下上司の方がアドバイスをもらいながら仕事を進めていくこともあるでしょう。
そうした中、社会人としてのマナーを気遣えない人は、単に未熟な人。
社会的に未熟な人に、自分の存在を無下にされる気分はとても悔しいですが、悔しがっている自分も惨めですよね。
そこで、そんな惨めな気持ちを振り切って、一回り心の大きな社会人になりませんか?
年齢は関係ない。その人が人間性に難ありなだけ
初めて年下の上司を持った時、それまで年上の上司から仕事を教わる一方だった人にとっては、関係性の構築に戸惑うことも多いと思います。
時には、「年下のくせに」「社会人経験は浅いくせ」「能力で言ったら負けないのに」と言った感情を抱くこと場合もあるでしょう。
年下上司へのストレスは、あたかも「年下であること」がストレスの根源のように思えますが、「その人の人間性」へのストレスであって、「年下であること」は根源ではありません。
実は、年齢は関係ないことがほとんど。
人を見下す人は、自分より下の立場だと思う人や、自分が劣等感を抱え、負けたくないと思う相手を見下します。
年齢が年下でなくても、人から見下されたり、きつい言い方をされると、悔しいですよね。
年上上司に見下されても、それはそれで落ち込むはず。
恐らく、人を見下す年下上司は、自分より年齢が上で、立場が上の人に対しても、見下そうと思えば見下すのです。
でも、職場で自分の立場を守るために、自分よりも上の立場の人にはそういった態度は見せない…
ただ、それだけなんです。
見下してくる年下上司への対処法
その人の人間性の問題だとわかっても、やっぱりストレスですよね。
ストレスを感じる年下上司に、どのように対処してゆけば良いのか、悩ましいところですよね。
間違っても、感情的に接してはいけません。
それをやってしまうと、相手と同じレベルに下がります。
ここは、相手にはない自分の社会人経験や人生経験の長さを活かし、そして見せつけるところです!
自分自身のために、冷静な判断力と対応力で乗り越えましょう。
年下上司への対処法はこちら!
悔しい気持ちに耐える…
日本社会では、職場でストレスを感じても、波風を立たせず、悔しい気持ちに耐える人が一番多いでしょう。
うまくストレス発散方法を見つけて、いかにストレスを忘れるか。
でも、家でリラックスしようとしても、ふわっと頭に浮かんできてしまう職場のストレス…
家にいても心休まらないなら、他の手を考えましょう。
やっぱり我慢するのは辛いし、悔しいし、その気持ちが日常生活の他の部分にまで悪影響を及ぼしかねません。
楽しい時間も楽しく過ごせないようなら、気持ちを切り替える行動が必要です!
上司を超える努力をする
立場上は部下であっても、経験も能力も上司より上なら、いつか超えられるチャンスがくるかもしれません。
会社によって昇進のスピードや基準は異なりますが、もし超えられる可能性が少しでもあるならば、くだらない人へのストレスに惑わされず、やるべきことへ注力し続けましょう。
着実に高評価を積み重ね、ストレスのたまる年下上司を超えましょう!
人は確固たる熱中できるものがあると、周りへの多少のストレスは気にせずに済むので、一石二鳥かも◎
相手に、不快な態度を改めるように伝える
相手へのストレスがどうしても我慢できなくてつらい場合、相手やその上の上司に直属の上司からされていることを伝えることも1つの手。
ただし、気まずくなったり、働きづらくなるリスクを伴います。
仕事を今後も続けたいと思っている場合は、相手の態度が、明らかに誰が見ても社会的に問題があるという時だけにしましょう。
「もう無理だ!」と思ったら、毅然とした態度で、感情を一切出さずに、淡々と相手のおかしいという部分を伝えましょう。
いきなり本人に直球を投げるよりも、その一つ上の上司に伝えるのが良いでしょう。
「後ろめたさ」を感じてみる
これもあまりおすすめしない方法なのですが…
負の感情を抱く相手に「後ろめたさ」を感じることで、「嫌い」「イライラする」「腹立つ」と言った感情を抑えることができます。
ここで言う「後ろめたさ」とはどんなことかというと、ちょっと「申し訳ないな…」と思うことです。
例えば、明らかに自分がミスをしてしまった時、「申し訳ない」という気持ちになりますよね。
その時に、上司への怒りは起こりますか?
例えば、私は義母が苦手でイライラしていた時、義母がくれた靴下(まだ履けるけど趣味じゃない)をこっそり捨てました。
「いらないものとはいえ、さすがにやりすぎたかな…」とちょっと後ろめたく思うことで、一時的に義母に優しく(?)なれました。
もちろん、仕事だと責任問題に関わってくることもあるので、迂闊に変ないじわるはできません。
周囲に迷惑がかからず、相手もほとんど気付かない、軽い仕返しであることが重要です。
ちょっと気付かないフリをする等…
でも、やっぱり「悪いこと」をしてしまうわけですから、積極的にはおすすめはしません。
見切りをつけて、転職や異動希望を出す
どうしてもやりたい仕事なら、上司がどんな人であろうが、もう少し頑張ってみても良いでしょう。
一方で、やりたい仕事が他の会社・部署でもできて、ただただ精神的に苦痛でしかない場合は、転職を考えたり、部署異動の希望を出すことを視野に入れても良いかもしれません。
勿論、転職や異動した先で、また嫌な年下上司を持つ可能性はあります。
転職をするということは、就職する会社での在籍年数がゼロになるわけですから、年下上司を持つ機会も増えるからです。
だけど、環境を変えたいならば、その職場に見切りをつけることも選択肢のうちの一つです!
仕事だけでなくプライベートまでストレスによる悪影響が及ぶようなら、転職してしまった方がメリットの方が多い場合もあります。
仕事での悔しい気持ちの切り替え方
ただただ我慢するのは、辛いこと。
でも、上手く気持ちを切り替えれば、ストレスを手放すことができ、更に一回り大きな人間に成長することもできます。
では、どのように気持ちを切り替えれば良いのでしょうか。
今回は前向きに気持ちを切り替える方法をご紹介しますね!
プライドを手放して、自分の考え方を変える
昔の上司がよく「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分だけ」という言葉を口にしていました。
ストレスを感じている上司に想いを伝えることはできるかもしれませんが、他人を変えることはとても難しいものです。
そこで、手っ取り早い気持ちの切り替え方が、「自分の思考を変える」ということです。
まず、他人にイライラする原因として、あなたのプライドが邪魔している可能性が高いです。
年下上司にイライラしてしまうのは、その上司が社会人として未熟なことも原因ですが、あなたがその上司と自分の年齢や職歴、能力を比較していることも原因の1つ。
いくら悩んでも、簡単に相手を変えることはできませんし、職務上の立場を変えることもできません。
だったら、そのプライドを手放して、自分を自由にさせてあげる方が、簡単だし気持ちも楽です。
楽になった分、お得です。
あなたの能力は、あなたが誠実に努力をしていれば、ちゃんと見てくれている人がいずれ評価してくれます。
仕事・家庭以外の「サードプレイス」を大切にする
「サードプレイス」とは、第一の居場所である家や、第二の居場所である職場や学校ではない、自分らしく居心地の良く過ごせる場所のこと。
趣味、運動、資格取得、交友関係、何でもOK。
仕事と家庭以外に自分が夢中になれたり楽しめる居場所を持っている人は、人生が豊かになると言われています。
仕事のストレスで頭の中を独占されていたら、毎日がつまらないですよね。
「サードプレイス」を大切にして、視野を広げ、様々な価値観を養うことで、物の見方が変わります。
プライベートでの趣味や関心ごとを深めることで得た知見や経験は、自信にも繋がります。
ただイライラしていた上司に対しても、別の見方で接することができるかも。
また、ストレスを忘れる時間を作ることにもなるので、とにかく自分にとってプラスの要素が生まれる場所です。
なりたい人間の理想像を明確に持つ
つまらない上司にイライラしている自分は、「なりたい自分」ですか?
「自分がなりたいと思う理想像」は、どんな人ですか?
つまらない上司の下で働くことになってしまっても、ストレスに悩ませられるだけの人でありたくないですよね。
理想像と言えば、例えばアンガーマネジメントができて、自分でやりがいを見つけて乗り越えたり、見切りをつけて環境を変える等、「ポジティブにその状況に対処できる人」ではないでしょうか?
イライラしてしまった時、「あ、今の自分はなりたい自分じゃない」と、自分の理想像を思い出してみましょう。
ストレスが重いと初めは忘れてしまうこともあると思いますが、慣れてくると、なりたい自分を目指して気持ちの切り替えがうまくできるようになります。
大丈夫。
パート社員を見下す年下正社員【経験談】
私も悔しい思いをしたことがありますよ~!!
ここで、私の経験談をお話したいと思います。
私は何度か仕事を変えており、新卒で8年勤めた職場を辞めてからは、非正規雇用で働くことが多く、年下だけど立場が上の人の元で働いています。
そして、実は最近、職場で10歳くらい歳の離れた女性正社員・Hさん(入社2年目)に、とてもきつい態度を取られています。
正直ちょっと悲しかったので、せめて誰かに笑ってほしくて、ネタにしています(笑)
この悔しい経験をどう乗り越えたのかご紹介しますね。
年下正社員に見下されるパート主婦の私
先日、Hさんの書類をまとめて役所に送付する作業をしていたのですが、書類の記名欄に誤字がありました。
役所によっては、正しく記入されていないと受付けてくれないこともあるので、「これでいいのかな?」と思い、一応私の直属の上司に確認したら、「本人に聞いてみて」と言われたので、Hさんに聞きました。
すると、話しかけた時から、無表情で既に威圧感。
こちらに顔すら向けてくれません。
実は、以前にも些細な質問(プラごみを捨てる場所を聞いた)をしたときに、冷たかったんですよね。
気のせいかな…とも思ったのですが、気のせいではありませんでした。
自分と親しい社員や、年上の社員には愛想よく「かわいい後輩」なんですよね。
一瞬で、ズーン…とした気持ちになりました。
後日談ですが、Hさんは、他の部下に「質問する時は、”お忙しいところすみません。質問があるのですがよろしいでしょうか。”など、枕詞をつけるように」と注意していたそうです。
悲しい気持ちと、自分に非があるのかを分析
悲しいけれど、落ち込むのはなんか悔しい。
私は、他人の性格や行動に振り回されて辛くならないように、悲しい気持ちになったらすぐに、悲しい気持ちと、その気持ちになった状況を分析します。
そして、相手の態度に対し、自分に非があるのかどうかを考えます。
もしも自分に非があるなら、自分が改めなければならないことだし、自分に非がないなら、落ち込むだけ損なので割り切って行った方が良いと思うタイプです。
例えば、Hさんとのやりとりの後、「私の態度がいけなかったかな?」と思い返しました。
私は、職場で一番新しい社員。どんな立場の方にも全ての方に同じ態度で接していました。
そんな私に、Hさん以外の他の社員さんは普通に接してくれていました。
さらに、Hさんとは、あまり話す機会はなく、普段の関わりで、物理的に迷惑をかけたり、嫌な気持ちにさせたことはほとんどないはず。
だから、Hさんに対して悩んでも答えを見つけるのは困難。
悩むくらいなら、できるだけ関わらないようにするしかないという結論に至りました。
でも、中々割り切れないのは、心が傷ついたから…ですね。
他人へのイライラは、自分の心を映す鏡
自分に非があるかどうかを考えてみて、「Hさんの態度をいちいち気にするのは無駄」という結論を出しても、中々割り切れないのは、私の心が傷ついてしまったから。
その傷ついて生まれた悲しみを自己分析。
すると、悲しさの中にハッキリと「悔しさ」が見えてきました。
考え詰めていくと、最終的には他人に傷つけられたという事実が悔しくなりました。
結局自分のプライドが、問題解決を邪魔していました。
「ああ、これはつまらないプライドだな…」と、そのプライドを手放してみると、すごく楽になりました。
つまらない人に冷たくされたってどうでもいい。いちいち傷ついてる暇はない。
いつでも辞められると思うと、強気でいられる!
最後に、持論です。
これは私が当時非正規で働いていたから思えたことでもありますが、当時は、「何かあったら辞めれば良い」と割り切っていたので、毎日仕事に通っていられました。
仕事で毎日辛い時、いつでも辞職すると宣言できるように、懐に辞表を入れておくと、強気でいられるという感覚があることをお伝えします。
まあ、辞表を持ち歩くとか、そこまでしなくても、心に決めておけばよいと思います。
嫌な上司の下で、何とか割り切って働き続けるのも人生、見切りをつけて環境を変えるのも人生。
この記事を読んだ方が、どんな道だったとしても、自分で決めた道を歩めることを願っています!
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