
子育て歴、ようやく1年のUtakoです。
息子が生まれて数か月のうちは、慣れない子育てにとにかく必死でした。
でも、逆に子育て以外のことを考えずに済んでいました。
しかし、「子育て支援センター」で会うお母さんや、インスタグラムで交流のあるお母さん達が、仕事に復帰していく様子を見て、次第に焦るようになりました。
自分だけ、前に進んでいないような気持ちになってしまったのです…
そして、専業主婦である私は、いつしか「ワーママ」に劣等感を抱くようになってしまいました。
今回は、専業主婦の私が、「ワーママ」に劣等感を抱いてしまう理由について紐解いてみたお話です。
なぜ「ワーママ」に劣等感を感じるのか?

「劣等感」を抱いてしまうと、卑屈になってしまって、惨めな気持ちになりますよね。
なぜ私が「ワーママ」に対して劣等感を抱いてしまうのかについて、自己分析した内容をご紹介します。
専業主婦を下に見ている方に会ってしまったから

「子育て支援センター」にて、とある育休中の女性に会い、保活の話題になった時のことです。
その方は、私が専業主婦であることを知ると、興味がなくなったのか、私と話しても有益な情報が得られないと思ったのか、さら~っと会話を止めてしまいました。
それまで、私自身は他人が仕事をしていようが、していまいが、あまり気にしたことがありませんでしたが、それから「専業主婦であること」について色々考えるようになりました。
「ワーママ」という言葉からは、子育て、家事、仕事の両立をしている人(もちろんパートナーと一緒に)、お金を稼げる人、稼いでいるので家計に余裕がある人…など、イメージできます。
一方で「専業主婦」なのに、家事も育児も自信がない私は、「ワーママ」よりすべてにおいて劣るというネガティブ思考に繋がってしまいました。
↓”とある女性”との会話については、この記事でふれています。よかったら読んでみてください。
「世間の声」へのうしろめたさ

「世間の声」って、ほとんどの人がそう思っているかのように聞こえますよね…
働く女性が増えている現代社会において、専業主婦(夫)であることにネガティブなイメージを持つ方もいますよね。
不景気や物価上昇、増税など、めまぐるしい社会情勢を背景に、納税するほどの所得のない主婦に、「なぜ働かないの?」と疑問や不満の声を耳にすることもあります。
私は、そういった声に対してのうしろめたさを持ってしまいます。
そんなうしろめたさから、働く方と自分を比べ、劣等感を感じてしまいます・
自分も本当は「働きたい」と思っていたから


正直、これが一番大きな理由です。
妊娠した時に働いていた職場を辞めてから、出産、引っ越し、育児が続き、専業主婦で過ごしてきました。
でも、ずっと働きたいという願望はありました。
働いて自分の貯金を増やしたいし、一馬力でなんとか家計を支えてくれている夫の力にもなりたいのです。
しかし、保活激戦区に住んでいるため、求職中の身だと認可保育園に入りづらく、「働きたいのに働けない」というもどかしさなどから、認可保育園の入園が優先される「働く女性」を羨ましく思うこともありました。
定職を持っている女性への「羨ましさ」が「嫉妬」となり、「劣等感」に繋がってしまっていた部分もあると、自己分析しています。
専業主婦でなくなっても、劣等感は消えない?

実は、2023年4月から息子が認可外保育園に入れることになり、現在就活中です。
私は非正規雇用での就活を考えているので、一応「専業主婦」ではなくなりますが、自分の思考を変えなければ、他者への劣等感は消えないままであると思っています。
きっと、私が抱いていた劣等感の対象が、「ワーママ」から「正社員の女性」あたりに変わるだけなのではないかと思います。
というのも、他人と比べてしまう思考をやめない限り、劣等感を抱くことはやめられないからです。
そう、「劣等感」の原因は、「ワーママ」でも「自分が専業主婦であること」でもなく、自分自身にあるのです。
素直に、かわいく羨ましがればいい!

「劣等感」を持たないためには、勝手に自分と他人を比べて、優劣をつけないことが大切だと考えています。
他人に対して「羨ましい」という気持ちになっていけないということではありません。
自分が欲しいものを持っている人を見たら、「いいなぁ」という気持ちになりますよね。
「羨ましい」という気持ちになっても、嫉妬せず、素直にかわいく「いいなぁ~」と思えば良いのです。
それは、「人を羨ましく思う自分」や、「目指したいもの・手に入れたいものがある自分」を認めてあげられることになると思います。
同時に、他者への敬意にもなります。
他人への羨ましい気持ちは、嫉妬にせず、素直に「いいなぁ!」と自分の気持ちを認めてあげましょう!
自分が一番大切にしたいものを考えてみて


生き方は多様。劣等感なんて必要ないとわかっているんですけどね
。
私は、働く女性に劣等感を抱いていたわけですが、今は少しずつ解消されています。
非正規ではありますが、仕事を始めることにしたことは、大きいと思います。
実際に就職活動をしてみて、転勤族かつ1歳児子育てを考慮してくださる職場は、中々ない現状を思い知りました。
厳しい現実を経験し、正直どこかで働くことへの諦めのような気持ちもあります。
しかし、自分の今の生活で、何を最優先したいか改めて考えてみると、一番最優先したいことはやはり「子育て」でした。
自分が何を大切に暮らしたいのか、また自分のいる環境で何ができるのかを明確に考えると、「働く女性と比べることは意味のないことだ」と納得することができました。
他人と比べて落ち込んでしまった時、自分が一番大切にしたいことだけは絶対に見失わないことが大切です。
どんなに惑わされても、他人を羨ましく思っても、ちゃんと「自分」に戻ってこれますから。
マイペースで、いきましょう。
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