【ジェンダーバイアス】「男らしさ、女らしさ」で、感じる生きづらさ。

自分らしさ研究所
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私は、幼少期とても活発な子どもでした。危ないところに登ってしまったり、駆け回るのが大好きだったので、家でも学校でも生傷絶えない日々を過ごしました。

そんな私を見て、「女の子なんだから大人しくしなさい。お嫁にいけなくなっちゃうよ。」と学校の先生に言われていました。子どもながらに「なんで男だったら大人しくしなくていいの?」と疑問に思ったものです。

今回は、 男性や女性であることだけで、ものごとを決めつけられてしまう生きづらさについてお話します。

ジェンダーバイアスってなに?

皆さんは、「男性なんだから…」や「女性なんだから…」など、性別に関する固定観念によって、嫌な思いをしたことはありますか?

性別による固定的な役割分担の固定観念によって、行動や言動を制限されたり、批判・差別されること、身近に感じることもあると思います。

「男なんだから、女なんだから」と決めつけてしまう固定観念を、一般的に「ジェンダーバイアス」と呼びます。

日常で感じるジェンダーバイアス

男なんだから泣くな

これは、よく聞くフレーズではないでしょうか。昔から、「男性=強さ」のような風潮がありますよね。ヒーローものなどから、「強い男はかっこいい」というイメージが強いことも関係しているかもしれません。

確かに、強い人はかっこいいけれど、男性だって、感動したり、悲しかったり、痛かったり、泣くこともありますよね。

そもそも泣くことは、悪いことではないし、「誰だって泣きますよ。人間だもの。」に尽きると思ってしまう筆者です。

女なんだから、家事うまくならないといけないよ

小学校や中学校、高校でも家庭科の授業は、性別にかかわらず受けてきました。それなのに、なぜ家事がうまくないといけないのは女性だけなのでしょうか?

家事がうまいことに越したことありませんが、それは、性別関係なく誰にでもいえることです。

女性だけに家事のうまさを求められがちな背景には、「男は外で仕事、女は家庭を守るもの」という、一昔前のライフスタイルの影響が残っていることも関係しているでしょう。

男性の育児休暇の取りづらさ

国としても男性の育児休暇の取得を推進していきたいところのようですが、実際は中々進んでいません。「育児は、女性が主体」というイメージも、拭い切れていない現状がありますよね。

妊娠・出産や母乳での授乳は女性しかできないことですが、その他は分担してできることばかり。子育てをする個人の意識だけでなく、社会や雇用者の子育て世代への理解も必要ですね。

また、育児をしている男性は褒められる傾向にあることに、疑問視する女性も少なくありません。男性は育児をすると褒められるのに、女性は育児をして当たり前?そんな現象、いつまで続くのでしょうか…

職場でのお茶出しは、女の仕事?

お客様がみえた時、お茶を出すビジネスシーンも多いと思います。そんな時、女性の方がその作業を頼まれやすい風潮が残っている職場もあるようです。

私が公務員として働いていた時、当たり前のように、お茶出しは女性の仕事とされていました。

例えば、仕事が山積みで忙しい時、手が空いている男性社員がいるのに、「Utakoさん、お茶出して!」と言われることが多々ありました。

年齢的に若かったのでそういった仕事が回ってきていたとも考えられますが、あまり気持ちよくなかったので、同世代の男性職員に、「私も手が空いている時はやるけど、〇〇さんも手が空いているならやって!」と伝えていました。

あとは、誰かがお土産などでお菓子を買ってきてくれた時も、「〇〇さん、配っておいて」と渡されることが多かったですね…正直、「買ってきたなら自分で配ればいいのに」と思っていました。

「男女共同参画」って古い?性自認が男・女ではない人は?

「男らしさ」や「女らしさ」は、社会的・文化的につくられたものと語られています。こういった区別や決めつけは、そもそも性自認が男性や女性ではない人を除外して考えているとも言えます。

私は公務員時代に「男女共同参画」の推進を担当をしていましたが、「男女共同参画」という言葉が既に古い言葉だと思っていました。

「男女共同参画」は、女性の管理職・リーダーを増やすことや、男性の家事や育児参加の推進を主な目標として謳っています。そうした文章だけをパッと見ると、男性と女性でしか語られていないことに違和を感じることが多々ありました。

私は「だれでも共同参画」だと思っています。性別や国籍、外見、障がいの有無などに捉われず、自然と「自分らしさ」や「〇〇さんらしさ」で考えられるようになると良いですね。

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