フォトジェニックな駅として人気なJR大村線「千綿駅」。
かつてJRのポスターにもなったそうで、電車が好きな方の間では有名な駅なんです。
無人駅の小さな駅ですが、駅舎はカフェ「千綿食堂」として営業しており、女性を中心に大人気。絶景を楽しみつつ、美味しいカレーに舌鼓できるので、観光スポットとして毎日賑わっています。
そんな「千綿駅」、私も大好きで、過去に数回訪れたことがあります。今回は、その時の景色や「千綿食堂」でいただいたカレーをレポします。
JR千綿駅「海の見える駅」
レトロかわいい大村線
JR大村線は、長崎駅と佐世保駅を結ぶ路線です。レトロで可愛らしい小さな電車が、大村湾沿いを走る姿は、独特なローカルの風情があり、電車の写真を撮るのが好きな方には人気です。
そんな大村線で人気な駅が「千綿駅」です。
「千綿駅」は、長崎県東彼杵町に位置する小さな無人駅。どんなところが魅力なのか、これからご説明しますね。
昭和の趣漂う駅舎
レトロな雰囲気を醸し出す、木造建築の駅舎。ここを訪れる人はほとんどカメラを向けてゆきます。
昭和3年から営業が開始されたという千綿駅。昭和46年からは無人駅となり、現在の駅舎は平成5年に昔の面影を残して改築された姿なんだそうです。
小さいけれど、存在感のある駅舎。駅舎内はカフェとなっており、営業時間外は普通に待合室として利用できます。向かって左側にお手洗いがあり、ホームへ出るためのスロープもついています。
ホームの目の前はすぐ海!
駅舎を通り抜けてホームに出ると、目の前には碧い海が広がります。
長崎県の真ん中にぽっかりと空いた内海・大村湾。内湾の影響で波が静かで、とっても穏やかな風景に癒されます…
電車が行き来する時間になると、大勢の人がホームに立ち、カメラを構えています。その光景はもはや当たり前。多くの人に愛される絶景スポットなのです。
ICカードは使えない&切符券売機もなし!
こちらの駅では、ICカードは使えないので、電車で訪れる場合は要注意です。
また、切符の券売機や乗車証明書の機械もありません。そのまま乗って、電車内の車掌さんから切符を買うか、降車駅で事情を説明して清算するか…ということになります。
ただし、カフェ「千綿食堂」の営業時間内でしたら、カフェの店員さんから切符を購入することもできますよ。
人気のおしゃれカフェ「千綿食堂」
順番待ち必須のおしゃれカフェ
「古い駅舎がカフェ」だなんて、聞いただけでもワクワクしてきますよね。そして、カフェの外には大村湾を望む絶景付き!
撮り鉄の皆さんだけでなく、若いオシャレなお客さん、女性グループ、沢山の人が毎日訪れます。
よって、11時の開店時間後すぐに入らなければ、順番待ちは当たり前といった状況です。
飲み物だけでしたら、すぐに購入できます。
ちなみに、初めて訪れた時は、14時近かったので、カレーは売り切れでした。しょんぼりしながらカフェラテを注文し、海を見ながらいただきました。
この時は、次の寄り道スポットまで電車で向かう予定だったので、店員さんから切符も購入しました。
フードメニューは、絶品カレーの一択!
「千綿食堂」は、おいしいカレーがいただけると評判の良いカフェなのですが、メニューはカレーのみ!ワンプレートで、カレーと相性ピッタリな副菜が添えられています。ミニスープも付いてきますよ!
ワンプレートですが、ボリュームはあります。男性の方でも「結構ボリュームあるね」と、満足されていく様子でした。お野菜もたっぷりで嬉しい!
カレーやスープの種類は、日替わりで異なります。
実は何度か訪れているのですが、毎回美味しくて大満足して帰ります。かなりお腹いっぱいになりますよ~
絶景を望むカフェ&ホームでホッと一息つく時間
こじんまりとした小さな駅だけど、魅力がギュギュッと詰まった「千綿駅」。
忙しない日常の中で、碧い海と空を眺めて電車を待つ時間。なんとも言えない贅沢感を味わえます。
「千綿食堂」の絶品カレーに舌鼓しに行くのもよし、ただフォトジェニックな絶景を楽しみに行くのもよし。心身のリフレッシュになるかもしれません。
是非、長崎県中部を訪れる際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか♪
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