皆さんは、パートナーの方が突然「転職したい」と話してきた時、どのように思いますか?
応援したいという方、失敗が不安な方、年収が下がるのリスクが恐い方、様々だと思います。
今回は、タイトルのとおりですが、パートナーが突然転職したいと言った時に、応援できるかどうかというお話です。
もしかして「嫁ブロック」やってる?
夫の転職したいという思いに対し、妻が抵抗したり制止したりすることを「嫁ブロック」というそうです。逆の場合は、「夫ブロック」なのだとか。
また、子どもがいるかどうかでブロック率にも変化があり、子どもがいる家庭の方がブロック率が高くなるそうです。
夫婦だけならまだしも、子どもがいる場合は、育児や教育にお金はかかりますし、将来へ不安を感じるのも自然な感覚ですよね。
決して「ブロック」は悪いことではありません。人生を慎重に考えるきっかけともなり得るものです。
私も将来に不安はあります。正直、応援する素振りを見せつつも、暗に「嫁ブロック」やっている気がしています。だって、やっぱり今の生活も大事ですから。
転職のリスクや、抱えている不安を洗い出してみる
パートナーの転職に対して「ブロック」をする理由は、その転職に不安を抱えているからです。
どんなリスクがあり、どのような不安を抱えているのか、1つずつ明確にしてみましょう。
もしかしたら、案外何かでそのリスクをフォローできるかもしれません。それほど大きなリスクではない場合もあります。
私は、やはり収入が減ることへの不安でした。
きっと、私が正社員として働いていて、自分の食べる分を稼げていたら、こんなに不安は感じなかったと思います。薄情ですが、事実です。夫にも伝えました。
家族の幸せのカタチは何か考えてみる
働き方、幸せの感じ方は人それぞれで、正解や不正解はありません。
現在の仕事に不満を抱えつつも、金銭的に安定したままでいられる方が良いという考え方も正しいと思います。
仕事は「暮らし」に直結するものです。
まず、どんな暮らしを望むのか、そして、その暮らしを実現するためには何をすべきなのか、どのくらいの収益が必要なのか。パートナーとよく話し合ってみましょう。
我が家の場合は…「私も外で働きたい」
お金を稼ぐのはパートナーに任せて、主婦(主夫)として子育てに集中したい、家を守りたいと思うことは、素敵な生き方です。
しかし、私は主婦として多くの時間を家で過ごすようになって、やっぱり外で働きたいという思いが強くなりました。
今は、子どもを保育園に預けても良いかなと思えるようになったら、外で働きたいと思っています。このご時世、主婦の就活と保活も簡単には済まなそうですが…
そうなると、少しは家計にも余裕が出てくると思います。夫の転職で年収が下がったとしても、二馬力で現在に近い水準の世帯収入をキープしていけば良いかな、と思っています。
私がどのくらい稼げるのかわかりませんが…がんばるしかない!
家族には、ワクワクして生きてほしい
夫と出会った時、現在の仕事のことを語る姿が素敵だと思ったことも、夫に惹かれたポイントの1つでもありました。
やりがいや誇りを感じているようで、私にはそういう感覚がなかったので、憧れの気持ちもあり、かっこいいと思ったことを覚えています。
そんな夫も、経験を重ね、組織の色々な部分が見えてきたそうです。また、自分の得意・不得意も明確になり、何をやりたいかが30代になってわかってきた部分もあり、転職を考えるようになりました。
職業だけで夫を好きになった訳ではありませんが、尊敬していた部分でもあったので、少し残念な気持ちになったのも正直な気持ちです。
でも、なんだか悲しそうな顔をして帰ってくる夫を見る度に、リスクや私の不安な気持ちよりも、夫にはワクワクして生きていてほしいと思う気持ちの方が強くなってきたように思います。
「これから生まれてくる子どもに、どんな生き方をして欲しいか」を考えた時、私なりに「こんな風に生きてほしい」という願いがあります。
そして、夫にも同じように生きてほしいと思ったのです。同時に、私もそう生きたいと思っています。
そうすると、今は夫が家族の収入で生きているのは事実だけど、それで夫を縛ってしまってはダメだと考えるようになりました。
「選んだ道が正解となるよう自分で努力することが大切」
決断をして新たな道を歩んだ時、楽しい挑戦ばかりではないはずです。
苦しさを味わった時、「あの頃はよかったな」と思う、後悔の瞬間があってもおかしくないと思います。
でも、何もしない後悔よりも、何かをして後悔するほうが、得るものが何かしらありますよね。
元プロ野球選手の黒田博樹さんの書籍を読んで感銘を受けた言葉で、時折道に迷ったときに思い出している言葉があります。
「 選んだ道が正解となるよう自分で努力することが大切」
ああすればよかった、こうすればよかったと思うことはあっても、その時をどうにか乗り越えて良い方向に持っていく努力をすれば、道は開けると考えています。
なので、夫の転職も、夫が選んで正解だったと思えるように、一緒に頑張りたいと思っています。
でも!!
まだまだ悩みます!!
不安も、まだまだ解消なんてされません!!
だからこそ、今は、自分にできる最大限のことを頑張るのみです。
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