時々、急に昔の失敗を思い出し、恥ずかしい気持ちになって、「あ~恥ずかしすぎて消えたい!!!」と、一人大反省会をする転勤族主婦のUtakoです。
随分も前のことなのに、たった今失敗したかのように、フレッシュな「恥ずかしい気持ち」になるのです。
過去を後悔し、悶々としているうちに、日々の忙しなさにその恥ずかしさは一旦かき消され、またしばらくは忘れることができます。
でも、話題を変えつつ、何度でもやってくるんですよね、「過去の自分を恥ずかしがる」という波が。
「過去の恥ずかしい自分」を、どうやって乗り越えてゆけば良いのか、自分なりに考えて実践しています。
この記事では、過去の自分の言動や失敗を、いつまでも思い出して一人で大反省会をしてしまう理由と、過去を思い出しすぎる思考を断ち切る個人的な方法をご紹介します。
なぜ過去を思い出してしまうのか?
恥ずかしくなるのは、「他人の目」が気になるから
「恥ずかしい」という気持ちになるときは、大体場合「他人の目」があります。
自分の家など、誰かに見られる心配のない場所で、何か失敗してしまったことがあっても、大抵軽い自己嫌悪で終わります。
しかし、実際に人前で失敗してしまったことは勿論、誰かに見られずに済んだ失敗の場合でも、「あの時もし誰かに見られていたら…」と思うだけで恥ずかしくなることもあります。
自分の失敗が他人の目に及ぶとき、及びそうになるとき、「恥ずかしい」という気持ちが生まれると考えてしまうものなのです。
ネガティブな記憶は、残りやすいもの
「人はポジティブな記憶より、ネガティブな記憶の方が強く残りやすい」ということを、高校生の頃何かで読みました。
確かに、私はポジティブな記憶よりもネガティブな記憶の方がよく思い出すのです。
時には、嬉しかったこと、頑張ったこと、自分の努力が実ったことなどの思い出もあるはずなのに、そういったポジティブな思い出は、関連事がない限りあまりポッとは出てきてくれません。
ついでに言うと、「どうせまぐれだった」「人に助けてもらった結果」などと考えてしまい、数少ないポジティブな思い出もネガティブな思い出にすり替えてしまうことも…
ネガティブって強烈なんです。
だから、いかにポジティブ優位にするかが重要かもしれません。
過去を思い出して恥ずかしくなる瞬間は、割と多くの人にある!
「ポジティブな人は、自分の失敗を思い出したりしないのかな…」
割とポジティブ思考な夫に、この問いを聞いてみると、「うーん…あんまり過去のこと思い出さないかも。でもあるよ、そういう時。」と言っていました。
みんな、こんなことないのかな?
そう思ってインターネットで検索すると、Yahoo!知恵袋などで相談している人が沢山…!
わかるわかる…!!と激しく同意しながら、似たような質問を沢山読み漁ってしまいました。
「な~んだ、みんなそんなもんなのね。」
なんだかホッとして、スマホを閉じたこともあります。
過去の思い出は人それぞれだけど、誰にでもあるのです。「過去を思い出して恥ずかしくなる瞬間」が。
「過去のことでいつまでも悩む」ということは割と普通のことなのです。
なので、ひとまず、「過去のことでいつまでも悩む自分が嫌だ…なんで私は…」と、二重に悩みを増やすことはやめてみました。
ネガティブな私はいくらでもネガティブな感情を生み出せてしまいます…こんな自分本当に嫌(苦笑)
「ポジティブ」なことは、通常の何倍も喜ぼう!
とことんネガティブな私なので、「ネガティブにならないように…」と思うと、余計なことまで考え込んでしまい、更にネガティブな感情を生みだしてしまいがちです。
最悪、負のスパイラルに陥る可能性もあるので、無理に「ネガティブ」な感情を抑制しなくてよいと思っています。
逆に、できるだけ「ポジティブ」な感情を優位にするように心がけています。
そのためには、よかったこと、うれしかったこと、感動したことがあった時は、自分の中で喜んだり、誰かに話して喜びを共有したりして、幸せを存分に味わうようにしています。
喜びを感じた時、何倍にもして、喜びます。
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人のマインドを変えることは難しいことです。
「ネガティブ」よりも「ポジティブ」を優位にするマインドは、すぐには手に入れられないことですが、地道に癖をつけていけば、自然と変わるものです。(そうだと信じたい…!)
そして、今までふとネガティブな記憶ばかり思い出して、恥ずかしい気持ちになっていた自分を、ふとポジティブな記憶を思い出して、その経験に励まされ、糧にして、もっと頑張れる自分に変えてゆきたいと思います。
数年後、この記事を読み返したとき、「あ~こういう時もあったな」なんて、思えると良いのですが。
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