妊娠中に夫がコロナ感染して、家庭内感染を防いだ話。

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妊娠・出産
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最近、新型コロナウイルスの感染者数が減少してきましたね。

まだまだ油断はできませんが、8月の第5波は本当に危機的な状況でした。

実は、我が家でもその時期に夫が新型コロナウイルスに感染しました。

私は妊娠中の身で、ワクチンの予約ができておらず未接種。なんとか感染せずに済みましたが、家庭内感染が一番多いと言われている中で、防ぐために行ったことをご紹介します。

※本記事に記載されていたことをやったから「確実に感染を防げる」というわけではありませんので、あくまで参考までに留めてください。

夫の新型コロナウイルス感染

とある日の夕方、夕飯の買い物をしていたら、出張中の夫から帰宅前に「仕事関係の人がコロナに罹った。とりあえず今から帰る。」という電話がありました。

実は、この時点で夫は保健所から「濃厚接触者ではない」と言われていました。しかし、私は感染しているものとして行動しました。 そして、私も感染しているかも知れないと思い、すぐに帰宅しました。

夫が帰ってきて、まず熱を測ると、なんと37.0℃。アウトだと確信。

翌日保健所に電話をするも、「4日間症状が続かないとPCR検査を受けられない」と言われました。更に、土日を挟んだので病院にも行かれず、月曜日の朝は36.8℃程度でしたが、いつもの平熱よりは高め。怠さを訴え、なんとかPCR検査を受けることになりました。

その日の内にPCR検査を受けられ、翌日結果の連絡があり、陽性が判明しました。

症状

幸い、微熱と倦怠感、時々咳が出るという状況でした。

微熱は最大でも37.5℃までしか上がらず、軽度で療養を終えることができました。

家庭内感染をしないためにやったこと

部屋の隔離

我が家は2LDKです。キッチン&ダイニング、寝室、物置部屋となっており、3つの部屋はドアでのみ仕切られています。

夫は寝室に寝て、私は夫が帰ってくる前に、普段は物置化している部屋に布団を運んで避難しました。エアコンのない部屋でしたが、不幸中の幸いか、大雨が続いている時期で比較的涼しくて助かりました。

お風呂とトイレ以外は寝室に籠ってもらい、食事はドアの前に置いておく方式。

対面しないように徹底しました。

隔離部屋でも極力マスク

一応、できるかぎりは常時マスクをつけていました。

体調が悪い時や寝る時は、苦しくなるので外しましたが、隔離部屋にいるときもできるだけ着用しました。共有スペースへ行くときは絶対!

消毒の徹底

夫が触るであろう場所は気になる度に消毒しました。

トイレは、入る度にドアノブや便器、床を消毒し、ウイルスが飛び散るのを防ぐため流すときは蓋をして流しました。

たまに私が入った時に蓋が開いていると、夫が蓋をせずに流していることになるので、LINEでクレームを入れました。弱っている時に申し訳ないけど、協力してもらうしかありませんでした。

換気の徹底

開けられる窓は全部開けて過ごしました。1時間に1回は前回にしていました。

私の籠っていた部屋はエアコンなし…常に窓全開でサーキュレーターを使っていました。

どうしても暑い時は、共有部分のキッチンダイニングにのエアコンの風量や風向きを調節して、空気が入れ替わるようにしました。エアコンをつけていても、窓は4分の1くらい開けていました。

使い捨てビニール手袋を活用

共有部分の消毒や、家事をする時は、ビニール手袋を大分使いました。

これに伴い、プラスティックごみを増やしてしまうので環境に悪いのですが、この時ばかりは目をつぶりました。

特に、夫の使ったタオルや衣服を洗濯する時は、手袋をして直接触らないようにしました。

食器や洗濯ものは、分けなくても大丈夫?

厚労省のHPの記載や、テレビでの医師の発言で、洗濯ものは罹患者のものと分けなくても大丈夫とのことだったので、一緒に洗っていました。

洗剤の界面活性剤がウイルスを不活性化させるとのことです。 嘔吐などがある場合は、熱湯につけた方が良いそうです。

「ウイルスよ、不活性化して!」と願いを込めて、漂白剤は若干多めにして洗濯しちゃっていました。

食器を洗うときも同様です。唾液が一番付着していると思うので、一応熱湯をかけておきました。

お皿は、乾いてから食器用アルコールで消毒。スポンジも、最後には熱湯をかけてから、再度消毒しておきました。

濃厚接触者の定義はゆるい?

私が周辺で聞いた話なので定かではありませんが、直接対面で話していても、マスクを着用していたり、換気がされていたり、数分程度だったりすると濃厚接触者に該当しないそうです。

しかし、濃厚接触者ではないからと普段通りの生活をしていたら、私も罹っていたかもしれません。身近でコロナ陽性者が出た場合は、濃厚接触者と判断されなくても、注意して経過観察する必要があると思いました。

幸い、夫の職場では、その陽性者の方に関わった方は、濃厚接触者ではなくても、しばらく自宅待機となったので、それ以上感染を広めずに済んだようです。

不安な自宅療養 ~県の指針も意味をなさない状況~

実は、住んでいた県の療養に関する決まりを見ると、軽度の場合でも、同居家族に高齢者や闘病中の方、免疫が低下している方、妊娠中の方がいる場合は、宿泊療養とすると書かれていました。

私はPCR検査が陰性で、妊娠中。体調が悪い日も続いたし、気温が上がってくるとエアコンなしの部屋で過ごすのもきつくなると思い、保健所の方に考慮していただけないかお願いをしました。

「検討します」と言われましたが、それに対する返事はありませんでした。有無を言わさず、自宅療養となりました。

医療がひっ迫する前の段階では、入院か宿泊療養となっていました。実際に、SNSや芸能人の方の体験談を読むと、パートナーの方がコロナ陽性者となった際、小さなお子さんがいるからという理由で、宿泊療養となっていた方もいました。

それが、第5波はそんなことは言っていられない状態…

仕方ないのは理解できましたが、本当に不安な日々でした。

自分の身は自分で守る

妊娠中の方がコロナに感染し、早産になってしまったり、赤ちゃんの命を守れなかったという話を聞く度に胸が苦しくなりますし、とても不安になりました。

もはや、いつ誰が感染してもおかしくない状況。個人でできる予防方法を徹底して、自分の身は自分で守るしかないと思っています。少しでも早く平穏な日常が戻るよう祈るばかりです。

以上、家族がコロナウイルスに感染した際、私がやったことをまとめましたが、これは私自身も、SNSやYouTube等の経験談を参考にして実施したことです。

実際にお子さんのいる家庭でも家庭内感染せずに乗り切った方がいました。少しでも、不安に過ごしている方の参考になれば幸いです。

おまけ ~自粛による体重急増~

私は、最後に夫と最後に接触してから2週間自粛でした。

健康ですが外には出られず、買い物はネットスーパーを使い、置き配。運動は、自室でストレッチをする程度。妊娠中なのでハードな筋トレはできません。

せめてもの思いで、無駄に部屋中で、檻の中のトラのようにウロウロしていました。

さらにこの先どうなるんだろうという不安が募り、精神的に辛い状態。何もやる気になれず…

結果2週間で2kg近く太ってしまいました!!

自粛開けの健診で看護師さんに言い訳をしてしまいましたが、体重増加含めて色々辛かったです。今は体重管理に苦しみながら元気に過ごせています!

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