
コロナ禍の外出自粛期間中にランニングを始めた方、多いのではないでしょうか?ランニングは、心身の健康にプラスの効果をもたらしてくれるお手軽スポーツです。
これから始めようと思っている方の参考になればと、私が個人的にランニングを通して得たもの、学んだことを以下5つに絞ってご紹介します!
- 体重が安定した
- 努力を継続する感覚が身に付いた(目標達成に向けて頑張れるようになった)
- 自分のコンディションを把握できる
- 年齢、性別、職業等を超えた友人ができた
- 「何者か」になれてきた気がする
1.体重が安定した
私は高校生の頃から太り始めました。太った原因は、自分の行動範囲やお金の使い方が自由になり始め、お菓子などをよく食べるようになったことが1番の原因だと思っています。
社会人3年目に初めてフルマラソンに応募し、本格的に練習を始めました。走ることは好きな方なので、ランニングが習慣になるまでに時間はあまりかかりませんでした。
走り始めてからは、長距離ランナーに望ましい体型ではありませんが、体重が安定するようになりました。161cmで50~52kgあたりを推移しています。食べるのが大好きなので、細くはなりませんが、これ以上太ることもありません。
今だから言えますが、走る習慣がなく、ストレスをお菓子で解消しようとしていた頃は、60kgまで行きました。今振り返ると、その頃の写真は、顔が別人です。戻りたいとは思いません。
2.「努力を続ける感覚」が身に付いた
フルマラソンのレースで目標タイムをクリアするためには、レース日から逆算して、月間の走行距離や練習メニューの強度を決め、こつこつと練習を積むしかありません。
目標達成のために頑張り続けることは容易なことではありませんが、マラソンは努力の結果が「タイムの向上」という形で現れるので、自分の成長が可視化できます。
成長が目に見えると、とても嬉しく、もっと頑張ろうと思うものです。ゲームのような感覚で、前向きに、頑張れるようになりました。
そして無意識のうちに、この「目標達成のために努力する」という感覚は、仕事などにも影響するようになりました。仕事においても、小さな目標をこつこつとクリアしていく感覚が私には合っていると気づきました。
3.自分のコンディションを把握できる
同じことを続けていると、自分の変化に気付くことができます。
例えば、同じコースを同じペースで走る時、体調の違和に気付きます。今日は疲労がたまっているな、昨日食べ過ぎたことが内蔵に影響していそうだな、など、本当に細かく自分の身体を分析できるようになりました。
まだ、毎日おやつを食べてしまう習慣はやめられていないけれど、自分に合わない食べ物は段々とわかるようになりました。
ランニングが自分の心身の状況を知るバロメーターになっているのです。
これからも健康にやりたいことに挑戦するため、のんびりランニングを継続していきたいと思います。
4.年齢、性別、職業等を超えた友人ができた
これは、1番の財産かもしれません。
ランニングという「趣味」を通してできた友人・知り合いは、利害関係が全くなく、「ありのままのわたし」でお付き合いできていると思います。
様々な業種、立場の方と出会える機会はあまりないので、何気ない会話の中で色々なお話を伺えるのは、私にとって発見と刺激を得られ、とても面白いです。
社会人としての先輩が多いので、私の人生においても、ありがたい存在だと思っています。
5.「何者か」になれてきた気がする
20代の頃、常に周りと自分を比べて、劣等感を感じて生きてきました。学歴や年収など、自分の能力の低さに嫌気がさしても、その劣等感を努力することで突破しようともしませんでした。
「努力せず、ただ卑屈になって生きる」って、なかなか辛かったです。これが体重60kgに繋がってしまいました。
ランニングを始めてからは、少しずつ、自分の考え方に変化が生まれました。
ちなみに、フルマラソンのタイムは、初めてのレースで3時間54分台、ベストタイムは2018年の3時間21分台です。マラソン人口が増えていますので、平凡な記録ですが、私の中では大分伸びました。
1つのことに夢中になって、周りの些細なことが気にならなくなったということもありますが、「努力することで、こんな私でも変わることができる」と、ランニングを通して実感できたことが、自分の考え方を大きく変えたきっかけだと思います。
不思議と、仕事やプライベートでも前向きな思考になるんですよね。大分性格も明るく、社交的になってきたなと実感しています。
あ、でも1人時間が大好きなのは変わりません。だから1人でも楽しめるランニングが自分に合っているのかな…
ランニングを始めたいあなたへ
ランニングを今すぐ始めてみましょう!
目的は何でも良いんです。体力をつけたい、ダイエットしたい、人それぞれです。フルマラソンを目指す必要もありません。
服装も、「普段着の中で一番スポーツができそうな格好」でOK!ランニングにハマってくると、自ずとシューズやウェアが欲しくなってしまいます。
できることから、できる範囲で始めてみましょう。始めて損はありません。合わなかったら、止めればいいだけですから。
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