【LGBT】スイス、世界で30番目に同性婚を合法化

自分らしさ研究所

先日、スイスで同性婚を合法化する国民投票が行われ、賛成多数となったという報道がありました。

前向きで嬉しいニュースですよね。来年7月に施行される見通しとのことです。

本記事では、このニュースを受けて世界の同性婚合法化の状況について綴りたいと思います。

同性婚を認めている国(2021/10/04現在)

今回、スイスが同性婚を認めることにより、同性婚が合法であると認める国は、世界で30カ国目となるそうです。

現在、日本が国として認めている国の数は196カ国ほど。(外務省HP参照)

そのうちの「30」という 数字を多いと感じるか少ないと感じるか、感じ方は人それぞれかと思いますが、今後徐々に増えていくことは間違いありません。

しかし、この30カ国が同性婚を合法化するまでの道のりも、とても長いものでした。

デンマークは、1989年に世界で初めて「登録パートナーシップ法」を成立させていましたが、2012年に同性婚を法的に認めるまでに20年以上もかかりました。

世界で初めて同性婚を認めた国は、オランダでした。2000年に同性結婚法が成立し、翌年4月1日に施行しています。

アジアで同性婚を認めている国は、2019年5月に認めた台湾です。しかし、台湾の方が外国籍のパートナーと結婚したい場合は、パートナーの国でも同性婚が認められていないと、原則は同性婚が認められないそう。

アジアは、比較的同性婚に関する問題改善が遅れているとされている中で、日本は何番目の国になるのでしょうか。

スイスの合法化までの歩み

同性婚が合法としている国が多いヨーロッパ。スイスは、欧州の中では少数派になりつつありました。

政府は、かねてより同性婚合法化の政策「結婚をすべての人に」を掲げて動いていました。 2007年に、同性カップルのための「パートナーシップ制度」を導入。

その後、議会において、数年におよぶ討議を慎重に重ね、2020年12月に同性婚を認める法案を可決しました。

しかし、いばらの道は続きました。同性婚合法化の反対派が、規定を満たす5万人の署名を集め、国民に合法化の是非を問う国民投票に持ち込んだので。

そして今回、国民投票が行われ、賛成派64%で承認されるという結果となりました。

養子縁組や外国人パートナーの市民権も取得可能に

これまで、「パートナーシップ宣誓制度」はありましたが、法的に認められたものではなかったため、養子縁組やパートナーが外国人だった場合の市民権の取得等がとても難しい状況にありました。

法律によって婚姻関係を認められるようになれば、これらの申請が今までよりも容易になります。

しかし、国によっては、本人同士の結婚は合法ですが、子どもを持つことについては課題は残っています。

各国の法律で、養子縁組や、代理出産等による出生に係る親子関係の問題、生殖医療の利用などが認められていないケースもあります。

国によって異なる意識の高さ

現在、同性婚を認めている国のリストを見ると、ヨーロッパ諸国が並んでいます。

国民性や歴史、宗教、様々な理由があって、同性婚の合法化が難航している国もあるでしょう。また、同性婚を認めない意見が多数の国もあるでしょう。

しかし、どの国にも、性のあり方が理解されずに困っている人、生きづらさを感じている人はいます。

また、同性婚が認められている国においても、反対派の方はいるし、差別や偏見も残っています。

国民の理解を得られないと制度化できないか、性的マイノリティ支援関連の制度化を進めることで人々の意識づけを行うか…国としても難しい問題だと察しますが、少しでも早期に「誰もが結婚する自由を得られる社会」の実現を叶えられるよう、筆者も願っています。

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